中国の古代、朝議の時間はなぜあんなに早かったのか?午後ではいけないのか?
簡単な話、午後に朝廷に出仕するなら、朝は何をしているんだ?5時から11時まで、実に6時間もの時間を無駄にしている。午後1時から仕事を始めて、日が暮れるまで4~5時間しかない。昔は夜間行動が難しく帰宅時間を考慮すると、午後3~4時には退勤しなければならない。
簡単な話、午後に朝廷に出仕するなら、朝は何をしているんだ?5時から11時まで、実に6時間もの時間を無駄にしている。午後1時から仕事を始めて、日が暮れるまで4~5時間しかない。
昔は夜間行動が難しく帰宅時間を考慮すると、午後3~4時には退勤しなければならない。1時から4時までの勤務時間で、どれだけの事務処理ができるというのか?
古代には照明がなく、灯りを使うコストは極めて高かった。テレビドラマで見る整然と並んだ大臣たちの長々とした演説は「大朝会」の場面だ。
主な内容は報告と集団討論(ケンカ)だが、通常の公務に時間がかからないとでも?大朝会で議論される案件は基本的に重大事ばかり、3時間も議論(ケンカ)して何か結論が出せるのか?
結論が出たとして、公文書を作成して発送しないのか?午後の議論だと一夜明けることになるが?
これは国家運営であって、家庭の掃除のように「今日は我慢して明日やれば」というわけにはいかない。地方で洪水・旱魃・蝗害が発生した場合、政策が1日遅れるごとにどれだけの死者が増えるか?
時間帯 |
活動内容 |
所要時間 |
効率指数 |
---|---|---|---|
5:00-11:00 |
待機時間 |
6時間 |
20% |
13:00-16:00 |
実務処理 |
3時間 |
60% |
16:00-日没 |
移動時間 |
2時間 |
10% |
緊急度 |
伝達速度 |
1日遅延の影響 |
---|---|---|
通常 |
400里/日 |
被災者10%増加 |
緊急(600里加急) |
600里/日 |
死者数500人増加 |
軍事(800里急脚) |
800里/日 |
防衛線10km後退 |
朝に朝議を行い結論を出せば、正午には各部局が文書を作成し、午後には600里加急で発送できる。軍事案件なら800里急脚だ。午前中を無駄にすれば、どれだけ情報が遅れるか?
最も重要なのは、上層部がぐずぐずしていれば、下部組織はさらに怠慢になるということだ。これで国が治められると思うのか?